1 御挨拶 ブライス川柳について

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 われわれは、笑うためにこの世に生きている。地獄では、もう笑えないだろう。そうして、天国で笑ったりしては、ぐあいが悪いことだろう。

       ジュール・ルナール 「日記」

 

 人間は泣き声とともに生まれ、涙にかこまれて死んで行かねばなりませんが、そのあいだというものは、しょっちゅう笑っております。

 私どもは毎日笑いを経験しているが、その笑いはきわめて雑多である。人の顔が異なるように、笑い方やその内容が異なっている。私どもはふだん卑俗な笑いを余儀なくされているが、しかし誰でも心の底では、本当に人生を祝福し、生活の調和をたたえるような笑いを求めているだろうと思う。

         麻生磯次  「笑いの文学」

 

 ここは、本当に人生を祝福し、生活の調和をたたえるような笑い の川柳の場です。

 

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